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外斜位を矯正して深視力が出た
| 長野県 ・ マルトキ 田中廣久 |
| ホームページを見てご来店いただいた55歳の男性で、強度近視で外斜位があります。 合宿で大型免許を取る予定で申込んで自動車学校に行ったが、深視力が出ないことがわかり、近くでメガネを作り直したが、やはり深視力はだめで、当店にご来店いただきました。 近くの店で作ったメガネ R=S-10.00D C-0.50D Ax 75 L=S- 8.00D C-0.50D Ax155 PD68 いままでのメガネより見えるようになったが、深視力がまったくだめだった、とのことです。 眼位矯正をしての両眼開放値 RV=(1.0×S-9.75D C-1.25D Ax 80 4.5△B.I.) LV=(1.0×S-8.00D C-0.50D Ax155 4.5△B.I.) PD69 ※ プリズムは偏光十字でカバーアンカバーで測定して12△B.I. 深視力計の棒の前後の動きを見ながらプリズム度数を変えて試した結果、9△B.I.がもっとも良かったようです。視力値のように明確ではないが6△B.I.位までプリズムを落とすと棒の動きが見ずらくなるようです。 「棒の前後の動きがよくわかるようになった」と喜んでいただきました。 とりあえず深視力検査をパスすることを優先で、上記度数でメガネを作製しました。 このかたの測定データは以下のようになりました。 フォングレーフェでの遠見・近見斜位・融像幅測定 遠見斜位 10△B.I. 融像幅 12△B.I.〜2△B.I. この値からいえば間欠斜視の可能性もありそうですが、いままで複視を感じたことはなさそうす。 近見斜位 13△B.I. 融像幅 30△B.I.〜5△B.O. (+1.00D加入を通しての測定) 輻輳近点 18cm ※ もしシェアードの基準に照らせば、8△B.I.というところでしょうか。このフォングレーフェ法による測定も日を変えて2回程測定しましたが斜位・融像幅ともばらつきが多く、確信のもてるデータではありません。 ただ仮枠による偏光十字の斜位測定の方は、再現性が高く安定した値が得られました。 ※ 輻輳近点もかなり遠く外斜位も大きいため、ブロックストリングによる輻輳トレーニングなどをやってみてもいいのではないかとの話はしておきました。 数日してこのかたから「深視力の試験に合格しました」との喜びのメールをいただきました。 ただ予測していたように、前方を見ている分にはなんの問題もないようですが、側方視で違和感があり、常用できるまでには少し日数がかかりそうです。 |
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